*キャラクター設定は「設定サンプル」を参考ください。 *メインヒロイン3ルート内のイメージです ■楓子私室(夜) 立ち絵:楓子(睨み&照れ) 楓子「……」 誠斗「……」 睨みあう。 ベッドの上で。 色気もくそもないかもしれない。 が、俺たちの関係が友人から恋人と言うものにジョブチェンジした今となっては、この行為には意味がある。 しかも今は夜。楓子のマンションに二人きりだ。 楓子「……」 誠斗「……なあ」 楓子「まことしね」 誠斗「何も言ってないだろ!?」 楓子「……言いたくなった」 ぺっと吐き捨てるでこは、可愛げがまるでなく、ベッドからそぉい!としたくなるような憎たらしさだが 誠斗「……照れてるだけのくせに」 立ち絵:楓子(驚き&照れ) 楓子「んな!?」 ――彼女の全部を知った今となって、それすらも愛しく思える。 誠斗(どMじゃないんだけどな……) 罵られて悦ぶ妙な癖はないつもりなんだが、と考えながら、俺は楓子に手を伸ばした。 ■画像表示:寝そべる楓子(眼鏡無・表情は薄笑い&照れ) 眼鏡を、外す。 楓子の抵抗はない。 そっと目を閉じて、また開いて俺を見る。 俺を射抜く目。 綺麗だ。 そのまま彼女に覆いかぶされば、楓子は黙って倒されてくれた。 ふっと香る甘い匂いにくらくらする。 気になって、すんすんと匂いを嗅げば 楓子「……犬みたい」 嘲笑するような言葉を楓子は口にした。 顔を見れば、案の定、蔑むような顔をしている。 だがその頬は赤く、目は潤んで――照れている。そんな顔されても説得力はない。 可愛いだけだ。 楓子「……あ」 だから答えずに、首筋に顔を埋め、体に触れる。 ぺろ、と肌を舌先で舐めれば体が震えた。 そのまま、着ている寝間着の前を寛げつつ、肌に触れていく。 楓子は柔らかく、そして、熱かった。 楓子「くすぐったい」 構わず、ボタンを外し、前を露わにさせる。 現れた白い肌に吸い付けば、また、体が跳ねた。 楓子「ちょ、待って……ん」 ■画像差分:上着なし そっと。下着に包まれた胸に触れる。 大きくはないが形のよい胸。最初に見たときは 楓子「貧乳で悪かったわね!どーせ日本貧乳協会絶賛在籍中よ!」 楓子「貧乳はステータスよ!悪い?でか乳が好きなら、亞里亞のとこでも行けば!」 と、やたら喚かれた。 大きさは問題じゃない。大切なのは「誰の胸」かだろ!? と返事をしたら顔を真っ赤にして殴られたが――俺の指で、可愛く反応してくれる楓子の胸には愛着すら湧いている。 俺以外の誰にも触られたくない。 楓子「あ、やぁ」 ■画像差分:上半身裸 ホックをはずし、脱がせてしまう。 露わになる胸。部屋の薄明りに照らされる白い肌。 乳首は既につんと立っていた。 何もしていないのに。今のキスだけで、感じたのだろうか? 確かめたくて、楓子の唇を奪う。 ■画像変更:楓子とのキス 楓子「ん……ぅ」 ちゅぱ、ちゅ、としゃにむにキスをしつつ、胸にも触れる。 口内で響く喘ぎ声。 手の中では柔肉がむにむにと形を変え、時折指先に触れる乳首は――ますます固さを増していった。 その先をこりこりと指先で苛めつつ、さらに唇を交わし合う。 お互いの狭い隙間で、拙い息継ぎの音が聞こえた。 楓子「ん、ふ、ちゅ……ぁ、ん、ん――」 楓子「ふ……ぁ、はぁ、はぁ。いつまで、も……んん!?」 唇を離し、息つく間もなく、今度は揉んでいた乳房に顔を寄せる。 先端を含めば、声がまた跳ね上がった。 楓子「まっ、て、まこ、まこ……っ」 普段のクールな話し方からは考えられない、甘い声がもっともっと聞きたくて。 乳首を吸いながら、柔肉をそっと揉む。 くすぐったいのか、気持ちいいのか。楓子はひたすら身を捩っていた。 感度がいいようで何より。 楓子「……このおっぱい野郎」 はあ、と。蕩けるような吐息の合間に、何とも冷める一言を挟んでくるのがでこクオリティ。 だが表情は完全に感じていて、後戻りのしようもないところまで来ていた。 構わず、もう片方の乳房に吸い付く。 唾液まみれになったもう片方も、ちゃんと弄りつつ。 楓子「ちょ、っと、誠斗……ひ、ぁ!」 そのまま、細いウェストのラインを撫ぜつつ、寝間着のズボンを割る。 指先に触れるのは、すべすべの下着の布地。 上とお揃いなのは、既に確認済みだ(風呂に入る前にチェックして殴られた) 可愛いく魅惑的な布地に包まれた、細い脚の間へと指を滑らせる。 途端、先程よりも反応が強くなった。 楓子「ん……ぅ」 乳房から唇を離し、ズボンを下ろしにかかる。 抵抗は、やはりなく。ズボンを脱がせば、白い脚が視界に晒された。 ■画像変更:寝そべる楓子→差分:下着のみ インドア派だからか。肉のあまりない、華奢な脚をもじもじと楓子はすり合わせている。 楓子「……あ」 それを遮るようにして、下着にも手をかける。 いよいよの行為に楓子はぎゅっと目を閉じた。 下着を脱がせれば、もう隠すものは何もない。 ■画像変更:足を開く楓子 羞恥に閉じられたそれを、太ももを掴んで開かせる。 薄い茂りと、まだ閉じている秘唇と。 じい、と凝視してやれば、見るな、と抗議が飛んできた。 が、もちろん聞かない。 足先に、内腿に。ちゅ、ちゅ、ちゅ、と口づけて 楓子「ああ!」 そこにも口づける。わずかにじとりとしたそこを、舌で舐めあげれば 楓子「やぁ……やだぁ」 まるで子供のように楓子は喘いだ。 べろべろと、舌を使って性器を舐めあげる。 先程まで何もなかったそこは徐々に開き始め、濡れ始めた。 唾液以外の、ぬるりとした愛液が滲み始める。 楓子「ちょっ、と、待って……、まこ、あ、ぅ」 陰唇の合間から姿を見せる膣口。 俺を受け入れてくれるそこから、感じた証が湧き出している。 それを拭うようにして、さらに舌先でつつけば 楓子「ぁ、あっ、やぁ……」 切なげに、楓子が足を閉じた。 ぎゅ、と太ももが俺の頭を挟む。待てと言っているくせに。 思い切り逆の行動に苦笑しつつ、愛撫を続ければ、ひくひくと陰唇が震えた。 楓子「まこ、と、なんで、や、ぁん!う、ぁ、はあ、はあ」 楓子「……なんで、黙る、のよ、馬鹿!」 と。楓子の泣きそうな声が聞こえて、顔をあげれば 誠斗(うわ) 涙で潤んだ楓子と目があった。 乱れた黒髪に、潤んだ瞳、紅潮した頬。 眼鏡のない――もちろん眼鏡があってもだが――美人が、俺を切なげに見ていた。 そんな顔しないでほしい。可愛くてたまらなくなる。 楓子「人が、どんなに恥ずかしいかも知らないで……べろべろ、しないでよ……」 誠斗「……犬みたいって言っただろ」 楓子「そこ!?そこ、根に持つ!?」 顔を真っ赤にして怒るでこ。 そんなでこに、にやりと笑うと 誠斗「だから身分をわきまえようか、と」 楓子「ちょ、やだぁ!」 また、口をつける。 今度は、顔を見せ始めた秘唇の少し上――敏感な肉芽へと。 小さなそれをつん、と突く。 楓子「やぁ!」 楓子「ぁ、ぁ、ぁ、もぅ……だめ、だめぇ」 甘ったるい声。普段のつんけんぶりがうそのような愛らしい猫なで声と媚態に興奮する。 未だ着たままの俺の下半身も、正直我慢の限界だった。 繋がりたい。 欲望を堪えつつ、とにかく今は楓子を愛撫する。 ――彼女も、そろそろ限界のようだった。 楓子「イ、っちゃう、から、やめて、私、まだ……っだめ、あ、あああっ」 楓子「イきたく、ないのに、誠斗!やめ――ひ、あ、あ、あう」 楓子「ぁ―――っ!」 ■白フラッシュ 思いがけずすぐ。楓子は達した。 きゅっと内またになり、足をぴんと伸ばしてイく。 それも一瞬のこと。すぐに弛緩して、大きな息を吐いた。 びくん、びくん、と。陰唇が強く痙攣する。 脚の間からから口を離し、彼女を見下ろせば 楓子「……ば、か」 はあ、と。呼吸して、楓子は俺を睨んできた。 楓子「私、ばっかり……」 誠斗「ごちそうさま、って、おい、蹴るな!」 楓子「うっさい、うっさい!今度は私が犯してやる!」 誠斗「おま、犯すとかいうな……んぐ!?」 とんでもない台詞が飛んできた、と思う間もなくぐいと引っ張られる。 倒れこんだ先には楓子がいて、ぎゅっと強く抱きしめられて、キスされた。 ■画像表示:楓子とのキス 誠斗「でこ」 楓子「……私だけ気持ちいいとか、ずるい」 誠斗「なんか変じゃないか。それ」 楓子「いいの。私だけじゃ、ずるいから」 ――誠斗も。気持ちよくなって。 囁かれる。 体を離して見れば、楓子は微笑んでいた。 やさしく。あやしく。 その微笑に、我慢も限界だった。 言われるままに、服と、下着を脱ぐ。 既に勃起していたそれをあてがえば、 ■画像変更:抱き合う二人(差分1・未挿入) 楓子「ん……」 少しだけ、楓子は身構えた。 粘膜同士がくちゅりと触れ合う。 その感覚が気持ちよくて、ずりずりと擦り合わせていると、睨みつけられた。 楓子「遊ぶな」 誠斗「遊んでないって」 楓子「……焦らしてるわけ?」 拗ねた口調。だが、微かに蠢く腰は――楓子の無言のおねだりで。 楓子「絶対、言わないからね。おちんぽ頂戴とか」 楓子「さっさとツッコめばいいのにもったいぶらないでよ」 誠斗「ムードの欠片もないよな、お前ってホント」 誠斗「書いてる本じゃ散々焦らして、ひっどい台詞言わせてるくせに」 楓子「現実と二次元を一緒にしないでくださいー。区別もつかないの?ほんっと馬鹿まこ、……ぁ!」 正直焦らすほど余裕もないので、お言葉に甘えて挿入を始める。 言葉を遮られて、楓子は少し不満顔だったが、次の瞬間にはもうその感情を捨てたようだった。 ■画像表示:抱き合う二人(差分2・挿入) 楓子「あ、ぅ……う、く」 目を閉じて、圧迫に耐える顔。 さすがにまだまだ慣れていないらしく、苦悶すら浮かんで見える。 ……こちらの締め付けが気持ちいいのが、申し訳ないくらいに。 それでも、腰を掴んで、ぐいぐいと奥を目指していけば、 楓子「まことぉ……」 機嫌のよさそうな、吐息が零れた。 楓子「きもち、いい?」 誠斗「あ、ああ、そりゃ……ん」 楓子「もっと、奥、いいよ」 言って、笑う楓子。 少しだけ汗ばんだ顔が、とても可愛くて。 俺はそっと、頬に口づけた。 そして、さらに奥を貫いていく。 楓子「ひ……ゃっ」 締め付けの強い媚肉。 あれ以上焦らしていたら、多分、射精していたんじゃないだろうか。 今もだいぶと不味いけど、もっと楓子と繋がっていたくて我慢する。 口が悪くて、残念な発言とか平気でするけど。 本当は寂しがり屋で甘えん坊な、俺の、俺だけの楓子。 楓子「ぅ、あ!」 そしてようやく、奥へと辿り着く。 これ以上ない深くを軽く突けば、 楓子「あ……はぁ、あ、いっぱい」 楓子がふにゃりと笑った。 誠斗「あんまりそんなこと言わないでくれるか。頼むから」 楓子「だって、本当のこと、だもん」 ふふ、と楓子が笑う。そして、ぐい、と俺を抱き寄せる。 されるまま近づけば、また唇を塞がれた。 ■画像表示:抱き合う二人(差分3・キスしながら挿入) どうやら今日はキスをしたい日らしい。 機嫌よく、ちゅ、ちゅと啄まれ、柔らかな膨らみを押し付けられる。 このままじっとキスだけをしていたい気もするが、そうもいかない。 じりじりと限界は迫っている。 だから、唇は重ねたまま 楓子「んっ!」 腰を動かした。 男に慣れていない狭い道。 異物を押し出すように、けれど、一方では搾り取るようにぎゅうぎゅうと蠢いている。 温かい楓子の膣内。彼女にぴっちりと包まれているのが、心底気持ちよくて。 楓子「んっ、ん、あ、ん!」 キスをしながら、突き上げる。 奥を攻めるごとに、楓子からはくぐもった喘ぎが漏れた。 楓子「はぁはぁ、ぁん!むぅ……ちゅ、んっ、んっあ」 楓子「んん!ふぅ……ちゅ、ぁ、ちゅ、ぅぁ、はむ……ちゅ」 楓子「ん、はぁ、あぁ……っ」 息を荒げながら、楓子は嬉しそうに笑っている。 気持ちよくなってくれているのだろうか。 だとしたら、俺も嬉しい。 彼女にとっての暴力にならない範囲で、けれど、優しく出来もせず、楓子を抱く。 抱き締め返してくれる腕の強さが、俺を許してくれていた。 楓子「あ、ぅ、まこ、と」 誠斗「ん……何」 楓子「今度は一緒に、ね?」 楓子「一人はやだ」 ほんと。 いつもとギャップがありすぎて――眩暈がしそうだ。 誠斗「……善処させて、いただきます」 我慢も限界だと、律動を強くする。 単純に突き入れるだけじゃなくて、不規則に動かしてみたり。 楓子も一緒に気持ちよくなれるようにと体を動かす。 ――やがて。 楓子「ま、また、イっちゃ……ぁっ、ぁ、ああっ」 びくびくと小刻みに震える感覚。 締め付けが強くなり、楓子の二回目の絶頂を知らせる。 楓子「なか、出して!いっぱいっ!誠斗のっ」 切なげな楓子の声。大丈夫な日なのだろう。 楓子の両足が俺の腰に絡みついた。 楓子「離さないで……っ!」 ぎゅう、と。また強く抱きしめられる。 香る汗の匂いと、楓子の匂いと。 彼女の熱い首筋に顔を埋めながら 誠斗「楓子……っ」 楓子「ぁ、ぁ――っ!」 ■白フラッシュ 俺たちはほぼ同時に達していた。 視界の白むような、快感。 どくどくと、楓子の中に放つ心地よさが全身を襲う。 楓子もまたきゅっと身を縮めた後に、ゆるりと弛緩した。 はあ、はあ、と。甘ったるい吐息が零れる。 ■画像消去 ■背景:楓子私室 ※立ち絵無 楓子「……熱い……」 吐息交じりに、楓子が囁く。 紅潮した頬に潤んだ瞳。じっと、俺を見据える視線が愛しくて。 楓子「あ……ん」 俺もまた楓子に口づけていた。 楓子「……ふふ」 ちゅ、と水音をさせて唇を離すと、可笑しそうに楓子が笑う。 誠斗「どうしたんだよ」 楓子「好きだなって思って」 ――あまりの不意打ち。 俺はたまらず頬が熱くなるのを感じ、ついでに 楓子「ちょ、え?」 また、股間も熱くなるのを感じていた。 楓子「あの、誠斗?もう……」 誠斗「……責任とってくれるよな?でこ」 楓子「責任って、え?普通こっちが言う台詞でしょ?」 目を瞬かせる楓子に俺は出来る限り、悪役じみた笑みを浮かべると 楓子「ゃあん!」 力を取り戻したペニスを達したばかりの膣内に思いきり突きこんだ。 楓子「う、うそでしょ?まっ、あ、ぁああっ!」 誠斗「頼むから元童貞を煽らないでくれ。すぐ勃っちまうから」 楓子「さ、さいてーの発言じゃないそれ!?ムードってものがないの、あんた!?」 人を犯してやるとかおっぱい野郎とか言った人間の台詞とは思えないんだがな、それ。 と突っ込みたくなかったが、とりあえず今は飲み込んでおく。 少し辛そうにも見えたが、また楓子も繋がる快楽に溺れ始めていた。 楓子「誠斗の、ばか!」 ばかばかと詰ることを忘れず。 楓子「そんな誠斗が好きな私もばかぁ!」 これまた酷い煽り文句を口にしながら。 俺たちは再び、行為に夢中になって行った。