紡ぐ恋高くに 舞う調べは熱く 緋色の花飾り 少女は歌を奏でる 砂塵踊る市場の 熱き太陽に 負けぬ輝き持ち 熱き声が響いた もう届かぬ故郷の想い出が 歌を哀れ 咲かせる 帰る場所など さすらうばかりで 傷ついたとしても 涙拭う優しい手は何処にも無い 愛しい人よ あなたと あの頃に戻れたらばと ああ 紡ぐ乞い遠くに 舞う調べが嘆く 緋色の花飾り 少女は歌を奏でる 命ある限りに さだめに従いて 強くたくましく 生き抜いてみせると さすらいの花よ